kanachigaya

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予約開始:文庫版「それは、あくまで不埒な蜜戯にて」刊行予定

5/18にエタニティさんから発売になりました「愛蜜契約」、GET&感想をお届け下さった方々、ありがとうございました。
エタニティさんの前作「その愛の名は、仁義なき溺情」に数行出てきただけのキャラがヒーローですが、草薙組が解散して2年後。
「仁義なき~」の数年前の話になります。
こちらの公式SSは、アルファポリスさんの私のページにある「愛蜜契約」の一番下にあります。
ご覧になるには条件があるようですのでお気を付け下さい。
公式SSは大体の推奨文字数があるんですが、それでなくとも私はオーバーして長く書いているのに、今回はさらに長くなってしまいまして。
他レーベルの”法曹界のプリンス”とどんな関係かとか、あと怪しげなキャラとか置いてます。
私の物語は、どこかで他の物語にリンクしているように作っています。
このSSで出るささやかなキーワード、ピンときたら中々の奏多通です(笑)

そして6/1出荷予定、通販サイトでは6/3発売日となっていますが、2018年に出したアルファさんの1冊目の「それは、あくまで不埒な蜜戯にて」が文庫版として刊行されます。

単行本版と、大体表紙も同じですが、よく見ると帯が違ったりと微妙に違う(笑)
文庫版は単行本版のをさらに手直しし、番外編を書き下ろしています。
色々拙さ満載で恥ずかしい思いで校正を終えましたが、当時に込めた「負けるものか!」という思いとエネルギーを損ないたくなかったので、ほぼ単行本のままです。
番外編は、公式SSを見て下さっている方も楽しめるようにと、書いてみました。
ふたりの幸せを感じていただけたらと思います。

当時は祖母が亡くなり、それを乗り切るためにコンテスト用に「隣人」と「アムネシア」を2週間ずつで書き下ろし、さらに続けてcomicoさんの「シンデレラ~」を編集したついでに、「不埒」を書き殴りました。
3ヶ月くらいの間で、とにかく完結しなければ私の中で前に進めないと思い、必死にもがくようにして息つく暇なく書き続けた物語たち。
そのうちの1つが、この「それは、あくまで不埒な蜜戯にて」でした。
それが形となり完成したことで、あの時の私は昇華して、次のステップに進めたのかなと思います。
人生、なにが災い、なにが縁となるかわかりませんね。
あの当時の私は、本を出したいとか思っていなくて、介護の合間にストレス発散で書き殴っていました。
祖母の死を縁に、苦手だったジャンルの本を、今もなお書かせてもらうことになるとは…。
私にとって物語は、萌えとか嗜好を詰め込んだものではなくて、頑張れ、頑張れ!という願いで描くものなので、ちょっと他の作家さんとは違うのかもしれません。
ただどんな王道でも、私としての色を込めて書き続けたいと思いますので、応援頂ければ幸いです。
それとお手紙のお返事がかなり滞ってしまっていて申し訳ありません。
必ずお返事をしますので、倒してもやってくる締切りから、まずは生き延びさせてください…。

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ただ今、もふもふ神獣は夏毛に生えそろう最中で、ハゲイタチになっています。
すぐにもふもふすると思うので、復活したらどうぞ愛でて下さいませ♡