kanachigaya

Welcome to Kanata's novels

アンケート終了!

HPにお越し下さり、ありがとうございます。

只今、シークレットムーンのSS企画とイタアンケートを締め切らせて頂きました。
長きに渡り、ご協力下さいましてありがとうございました。
ぎりぎりでいらっしゃった方もいて、嬉しかったです。

明日、シークレットムーンの方の結果発表、あさってイタアンケートの結果発表を致します。
イタちゃんも只今、一生懸命アンケート投票数を数えています(ええ、イタちゃんは手動集計です)

SSですが、7/8に札幌文フリ(M&Gカンパニーさんの売り子)を控え、只今準備で大忙しなもので、申し訳ないのですが7/9の週から発表させて下さい。
少しずつ書いてはいたのですが、ちょっと心が落ち着かず…。
ただ色々と楽しんで貰えるように考えていますので、ご猶予を下さいませ。

「いじっぱりなシークレットムーン」は、2年前の7/3から連載を始めました。
どうしても限定されて王道が多いオフィスラブが苦手だった私にとって、書いてもいないのに苦手もないよなと一大決心して、初めてみた物語です。
いつもながらプロットがなく、ただ書きたかったものだけは事前に頭の中にあったので、それを追う形で書いていきました。
私が書くオフィスラブは、ただの恋愛話にしたくなかった。
お仕事を頑張っている姿があってこそだと思い、必要以上に書き込んだ思いがあります。
限定ばかりの中でどれだけ楽しんで貰えるか、どれだけ共感して貰えるか…凄く毎日ネタを考えていました。
読者さまからのリクエストネタを入れたりもしました。
最初からこの文字数でと決めてしまうと、どうしても自分の中で削ってしまう部分があるので、あえてそれをしなかった結果が、100万字超えです(笑)
真夏の真っ盛りの中、最初から連載に食らいついて下さった読者さまには、もう感謝しかありません。

大人サイトに来た時に、真っ先に声を掛けて下さって、今ではもう私以上に私の作品(私自身も)を理解して下さる読者さまがいます。
その方が一番愛して下さっているのが、「いじっぱりなシークレットムーン」でした。
私が忘れてしまっている小ネタを、今書いているかのように今でも新鮮に感想を届けて下さいます。
シークレットムーンを何度も読み返しながら、連載当時にご自分があわれた辛いこと苦しいことを思い出し、それでも必死に前に進んでいこうとしてらっしゃいます。

物語は読まれた時から、読者さまの物語になります。
シークレットムーンに対する感想も、どこが印象に残ったのかもさまざまです。

全作品に言えることですが、抑えているとはいえ、私の苦しみの記憶も投影されていることでしょうから、読者さまもトラウマを刺激されるかもしれません。
苦しみは伝染する。
しかし断ち切ろうという強い想いもまた、伝染出来るものと思っています。

読まれたことで、少しでも前を向こうと思って下さった方がいたのなら、私もキャラ達も傷を曝け出した甲斐があります。
どんな傷でも受けたら痛い。
爪楊枝でつんつんされても、包丁でばっさり切られても、痛いものは痛いのだから、素直に痛いと言っていいと私は思います。傷の種類や大小で、我慢するのが美徳ではないと。
心配されたくて言うのは別です!それはいただけないです!

時に痛みでお先真っ暗に思っても、絶望の底で転んで立ち上がれなくなっても、みじめでも無様でも、それでも泣いて叫んで生きようとしているキャラ達が、助けてあげたいと手を差し伸べるキャラ達が、皆さまの心になにか訴えかけるものであったのなら、嬉しいなと思い駄文ながら書いています。
無論苦しみだけで終わらないよう、楽しくなるようにとはしていますが!(笑)
いつもヒーローはハイスペックイケメン(時に残念なイケメン)で申し訳ないですが!(笑)

人生プラマイゼロ。
マイナスばかりに目をいきがちですけれど、プラスも必ずあるのだと思っています。
私も当初思い描いていた道から大きく外れ、すってんころりん、ころころ…で、獣道をさらに道から外れて転がって来ましたけれど、それでもたくさんの読者さまに巡り会う素敵な趣味が出来ました。
あんなに作文嫌いだったのに(笑)

そんなわけで…(どんなわけだ?)、

Mさん、お誕生日おめでとうございます。
辛かった分、笑顔が多い年になりますように。
明けない夜はないのだ!(イタちゃんより)

皆さまにも、より多くの幸あれ!

奏多