ブログも連載も更新出来ずにいてすみませんでした。
ずっと痛かった歯が鎮痛剤できかなくなり、リンパ腺も腫れ上がって熱もでるわで(だから余計暑かったんでしょうね)、観念して歯医者に行ったところ、4カ所神経に達していた虫歯が見付かり、小さいのを合わせるとなんと12本の虫歯!
弄られればまた腫れ上がって痛いし、偏頭痛も顔を出すしで、じたばたしながら、締切りがあるものを泣く泣く仕上げていました。
今は薬飲まずとも平気になりましたが、まだ治療は残っています…。
どうして歯医者って「痛かったら左手上げて下さい」というから上げても、「痛かったね、ごめんね~」と治療を続けるんでしょうね。
だから歯医者行きたくなかったのに…ぐすぐす。
歯医者帰りは筋肉痛です…。
それと台風の被害が凄かったようですが、皆様のお宅は大丈夫でしたでしょうか。
うちは台風とは無縁の札幌のはずなのに、朝起きたら特大級の物置(中はびっちり)が、置き石を残して姿がなく。
ありえないところに移動していました(笑)
さらにはバラのアーチが倒れてバラ無残、背の高いあじさいたちが土下座をしていたりと、庭は半壊以上。
とりあえず物置を元に戻すためにご近所さんを巻き込んで、朝から大騒動でした。
札幌でもこうなら、他の地域での被害は尋常ではなかったと思います。
早く皆様の日常が戻りますように。
そんな最中で恐縮ですが、9/22発売の「隣人の声に欲情する彼女は、拗らせ上司の誘惑にも逆らえません」の書影が出ました。
Amazonにはすでに公開されていたようですが、こちらの方も情報解禁となりましたので、お知らせ致します。
通販のページは、実はTOPに「書籍化情報」としてひっそりと掲載していました。
よろしければご活用下さいませ。→こちら
響「なあ、陽葵。お前、身体が勝手に疼くわけ? 帯にがっつり書かれているけど」
陽葵「な…(トップシークレットがなぜこんなに堂々と帯に!?)」
響「甘い声が止まらないって、一体ひとりでなにをしていたんだよ?」
陽葵「そ、それは…」
響「言ってみろよ、ここには俺しかいねぇだろう?」
陽葵「だけど師匠…色々と視線を感じるんです。わたし達、見られてません?」
響「気にしすぎ。見てる奴なんていねぇって」
陽葵「そう…ですか? ちょ、師匠! なにげに手が…」
響「お前、キャミ着てねぇから、赤いのが透けるんだよ。だから優しい俺は、こうして隠してやってるの」
陽葵「あ、ありがとうございます? あの…師匠。師匠の足、なんでそこに…」
響「お前が落ちないようにしているんだよ」
陽葵「だったら、師匠…この絡め合った指は…」
響「マッサージ」
陽葵「そ、そうですか。あの師匠…ひとつお聞きしたいんですが」
響「なんだ?」
陽葵「拗らせ上司って、なにを拗らせているんですか?」
響「……」
陽葵「師匠?」
響「…お前、仕事中だから俺が手を出さないと思って、そんなこと言ってるわけ?」
陽葵「???…………って、なんで指を反対にそらすんですか! わたしの小指と薬指にどんな恨みがあるんですか!」
響「お前、仕事が終わったら覚えておけよ」
陽葵「な、なにを…」
響「優しい師匠は、弟子のお前に教えてやるんだよ。拗らせ上司の誘惑を。タイトル通り、逆らうなよ?」
隣人は、おかげさまでなんとか脱稿致しました。
オリジナルの特に後半を改稿&加筆しており、設定を少し変えている部分やオリジナルになかったエピソードなどを付け加えています。
書店でお見かけの際は、是非現物を手に取り、上記の会話をしてそうなキャラ達の美麗なイラストと、奏多の血と涙を詰めこんだ厚みを感じて頂ければ嬉しいです(笑)
挿絵はさらに凄いです! 私がそんな場面を書いていたからの挿絵なんですが、でもさすがは幸村先生、絵も構図も凄いです。
どう凄いかはここではお見せ出来ないのですが、もしお求めになられることがあれば、迫力ある艶々絵をガン見下さい。
どうぞよろしくお願いします!
奏多