kanachigaya

Welcome to Kanata's novels

出会いとお別れの季節ですね

HPにお越し下さりありがとうございます。

春彼岸の只中、現在、親戚ラッシュ時々寺と墓参りとで、全身筋肉痛でぐったり中。
今日こそはと思いつつ、画面を見ていると寝てしまい、ちょっと勿忘草の更新が危うく…。明日に期待して下さればと…。
指も少しずつ治ってきたのにごめんなさい。
まだ少しねじるという動作がツキンとしますけれど、人差し指以外を使うようにしていたせいか、一時期よりはよくなりました。
メールでありがたいお言葉、そしてご心配、ありがとうございました。
あと少し、完治まで頑張ります。

この前、大昔にお世話になった大学のゼミの先生が、別の土地に引っ越すということで久しぶりにゼミ生と飲み会をしてきました。
私のゼミはエンドレスの授業で、午後2時くらいから始まって真夜中10時過ぎまでかかることはざら。
毎回刑法のテーマに沿ってレジュメを作って発表しないといけない担当がいるんですが、うまくまとめあげないと、先生の机に置いた指がトントンと音をたてて叩かれ、皆で震え上がってました。
私は副ゼミ長だったもので、毎週レジュメ担当者と共に昼休みに研究室で打ち合わせをして、そのまま図書館の倉庫に駆け込んで勉強し、担当者が答えられなかったら意見を言えるようにしておかねばならず。
そんなこんなで実は、勿忘草の初頭に出る大学の図書館というのは、私の大学生活においては切っても切れない思い出の場所です。
ゼミは2年間。夏休みには夏合宿として数日温泉のホテルに缶詰となり、全員茹で上がった姿で真夜中まで勉強会。
さらにその年から始まった学部発表会のために、色々な教授の研究室にいって頭を下げたり学部生と打ち合わせしたりして我武者羅に頑張ったせいか、先生がおじいちゃんになっても名前を覚えていてくれます(笑)
大学の理事も勤めた先生なので、昔は緊張して怖いほどでしたけれど、それでも卒業後も先生を交えて飲み会をしていたせいか、先生の横担当になっても普通に話すことが出来たのはここ数年な気がします。
札幌はまだ桜が咲いていませんが、別れの季節でもあるんだなとしみじみしてしまいました。

本当はもっと行きたい別の大学がありました。
まったく違うことを勉強しようとしていました。
だけど違えた道の先に、新たな出会いと別れがあり、そして私も物語を書いている現在があります。
人生がうまくいくことは本当に少なくて、こうじゃなかったと後悔することもしばしば。
それでも、この歩いて来た道は100%酷かったというわけではありません。
1%でも救いや希望はあり、なによりこうして皆様と出逢えることが出来ました。

昔から言っていますけれど、私の物語の根底には苦痛や救済があります。
だから正直、苦痛があまり見られない王道物語を書くのも読むのも苦手ではありますけれど、それは別の道を選んでいた世界(それでもイケメンはいないと思いますが!)として、楽しむようにしています。
苦しむだけが主眼ではなく、そこから抜け出ようとするキャラの強い気持ちがお届け出来ればいいなあと常々思っています。

まずは文章力を向上出来るように頑張ります!
そしてなんとか、負傷しないで複数のカキカキを両立したい!
穴から出てお外を散歩して気分転換しながら、頑張っていきたいと思います。

そんな感じですが、よろしくお願いします。
…睡魔が強烈に襲ってきたので、ダウンします…。

奏多